過去の公演 farfalla
2008.07.12・13
Bar&FreeSpace Butterfly

当時、池袋で人気を博していたBar「farfalla」。しかしある事件をきっかけに、閉店。従業員はそれぞれの道を歩み始めた。共有する秘密と負い目を胸に秘めながら。
―――五年後、彼らは再び集り、二日間だけ「farfall」を営業することになった。
それが悪夢の続きになるとも知らずに…。
Bar「farfalla」に迷い込んだ蛾は一体誰なのか。
  
脚本/演出
中川真希

出演
浅井亮 石内忍 佐藤玲望 塚原直彦 中川真希 西尾沙織 中剛人(客演)

デザイン
西尾沙織 佐藤玲望
 
天誅大作戦の記念すべき旗揚げ公演は、池袋にて実際営業しているBar、Butterflyを貸し切って行われた。

メンバーは役者としてではなく、5年前に閉店してしまったBarの従業員として、店内のステージに立ち、現在の近況を観客に報告。どこからが芝居で、どこからが「素」なのか? 分からないまま芝居は始まる。

劇中にカラオケ講師も勤める中川真希のライブ、西尾沙織が個人的に好きな漫画「キン肉マン」のオープニングソングをBGMに行われた、枝豆掴み取り大会や石内忍・佐藤玲望による萌え萌えジャンケン大会と観客を交えたイベントを多数開催。役者手作りのフードメニューも販売した。

そんな中一人、また一人とメンバーが殺されていく。お互いにお互いが信じられなくなり、疑心暗鬼の中物語は大きく進んでいった…。
 
 
アンケート
※当日回収したアンケートの中から、HP掲載の許可を頂いた感想の一部を掲載※
バーがステージになっているので、全面を使って無駄がない。また演技も表現も良く、声が出て良い。まるで映画を観ているようだった。どんどん色々な所でやってほしい!! また観たいです。
シリマルダシさん
本当の殺人を見たかのようで怖いです。客を巻き込む演出が面白かったです。
やまけんさん
本当のイベントと舞台が同時進行というスタイルが面白い。吉田≠ニいう人物の存在が徐々に暴かれることで、話しが見えてきた。脚本・演技共に良かったです!!
Oさん
最初の死からイベント、イベントからまたシリアスなシーンへと展開しても、何だか自然に気持ちがついていけました。多分萌え萌えジャンケンがよいクッションになったんだなーと思いました。あれがなかったらかえってグダグダになったんだと思います。ありがとう萌え萌えジャンケン。
Kさん
進むにつれて引き込まれていきました。バーチャルな興奮を味わえました。刺激があってよかったです。UP DOWNがあって楽しかったです。人を刺すシーンはやっぱり怖い。
NACK5さん
舞台がすごく近いのでドキドキしながら観てました。最後に店の鍵を閉められた時には逃げ出さなきゃって気持ちになりました。ゲームや萌え萌えジャンケン(サイコー)を楽しんでいたはずが、だんだんシリアスになっててビックリ。それと「キン肉マン」をちゃんと読まなきゃって思いました。
まさこさん
始まる前は寝てなくて激ねむだったんですが、始まったら演出にドキワクして寝てる場合じゃなかったです(笑)
九尾さん
新しい感覚で拝見させていただきました。客≠ヘ客≠フ2乗で楽しめました。
四季さん
通常の舞台とは全く異質で新鮮でした。サスペンス風な作風も大変難しかったと思います。観覧客を巻き込んだ演出は成功でしたね。ラストシーンの盛り上がり(客にサクラを入れる等)がもう少しあるとさらに良かったかな? でも次回も期待できると確信しています。
なりさん
 
photo:knobさん
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